【参考動画あり】未経験者が動画編集できるようになるまでのロードマップ

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こんにちは!在宅ワーク歴10年のさとです。

ここ数年、人気の在宅ワークや副業として注目されているのが「動画編集」です。

実は私も一時期、動画編集で収入を得たいなーと思って勉強していた時期がありました。

しかし、動画編集を仕事にするためには、分野にもよりますがしっかりとしたスキルと実務経験が求められます。

この記事では、私の経験をもとに未経験者から動画編集習得までのステップと、スクールのメリットなどについてお伝えします。

目次

自分が動画編集に向いていると思った理由

デスクトップパソコンで動画編集をしている女性の後ろ姿

そもそものスタートは2010年、Youtubeで観たアニメのMAD動画を自分でもつくってみたい!って思ったことです。著作権の関係で公開はできないんですが、無料の動画編集ソフトでMAD動画をつくって個人的に楽しんでいました。

バックに流す音楽に合わせて、アニメの好きなシーンを切り出して、つなぎ合わせて……これをひたすら繰り返します。なかなか根気のいる作業で、納得いくまで徹夜でやっていました(苦笑)

でも、これで自分が動画編集に向いているということがわかりました。なぜならば、誰に言われたわけでもなく、寝食も忘れてやってしまうことだったからです。

MAD動画とは?

既存の動画や音声、画像を寄せ集めて切り貼りし、再編集された二次創作物のこと。

ただ、しばらくして、在宅翻訳者になるための修行にはいったため、動画編集からは遠ざかることになってしまいました。

STEP 1: 基礎知識の習得とアウトプット

パソコンの動画編集画面のアップ

独学で動画編集を始める場合、まずは無料の教材(Youtubeや書籍など)を活用して、基礎知識を身につけることから始めます。同時に、実際に動画を編集しながらスキルを磨いていきます。

ここで大切なのは「同時に」というところです。

  • 無料の動画講座(YouTubeなど)で、動画編集ソフトの基本操作を学ぶ
  • 書籍やWebサイトで、撮影・編集の基礎理論について理解を深める

この段階では、まずは動画編集の基礎を自分のペースで学んでいきましょう!

さと

この頃、パソコンの画面を録画するために無料のBandicamを試して、使いやすかったので有料版を購入しました。

余裕があるなら有料講座を検討

Youtubeにも初心者向けの動画はたくさんアップされていますが、たくさんありすぎてどれがいいのかわからない……本を読むのが苦手……という人は有料講座を検討してください。

おすすめはUDEMYです。2025年1月31日の時点でAdobe Premiere Proのコースが378件あります。

下に少しスクールして、【レベル】をクリックして『初級』にチェックをいれると初心者向けの講座を絞り込めます。

UDEMYの講座は特典を付けている講師も多く、動画のプレビューで内容をチェックできるので初めて利用する場合でも安心です。

さと

全コース、30日間の返金保証があるのはうれしいですね。

UDEMYの動画編集講座
さと

10,000円を超える講座が多いんですが、定期的にセールがあるので1,500円くらいで購入できたりします。

本腰を入れて再勉強を始めた2016年

2010年に動画編集に興味をもって、そこから本腰を入れて学び始めたのが2016年。

私は「習うより慣れろ」の性格なので再勉強スタートと同時に、動画編集ソフト「Adobe Premier Pro」を契約。仕事でPhotoshopをバリバリ使っていたこともあり、Adobeのツールに馴染みがあったのが決め手となりました。

勉強を再開して約1ヶ月後の動画 2016/02/29

当時運営してたカメラや写真メインの雑記ブログ用に動画を制作していました。凝ったことはなにもしておらず、編集ってレベルではないんですが、これでも一応編集していました(笑)

STEP 2: 実践的なスキル向上

デジタルカメラで撮影している様子

できるなら、家族や友人に協力してもらって動画を撮影したり、音声を録音させてもらい、それを素材に何か作品を作ってみるのがおすすめです!

さと

知り合いは友人の結婚式用に動画を作ってプレゼントしていました。

  • 家族や友人の協力を得て、簡単な動画を編集してみる
  • 撮影、素材収集、編集、効果音挿入など、編集の各工程を反復練習する
  • 完成した作品を共有して、アドバイスをもらう

再勉強から約4ヶ月後に制作した動画(2016/04/29)

Adobeの有料素材と無料の動画サイトの素材を使用。音声は当時仕事で付き合いのあった男性2人と対談したときの音声を挿入してみました。

文字も見にくいし、素材の使い方も雑だしお恥ずかしいかぎりですが、まわりからは「独学でこれはすごい」、「仕事取れるんじゃないの?」って言われて調子にのっていたアラフォー(苦笑)

当然、このレベルで食べていけるほど現実は甘くありません。

カメラ解説動画(再勉強から約11ヶ月目)

カメラの解説動画もつくりました。この頃は、カメラや写真撮影の解説動画を何本か制作しました。

オンライン講座用に制作した動画(再勉強から約11ヶ月目)

同時期、オンライン講座用に案内動画や教材動画など、いろいろ制作しました。

以下の動画はその一部です。

BGMを流して、キャプションを入れて、個人情報部分を隠すなどやっています。BGMが大きいし、テキストが小さくて読みにくいですね(苦笑)オンライン講座用にこういった手順動画や解説動画を主に制作していました。

編集スキルはアップしていません(苦笑)ナレーションもはいっていませんし、どうすれば文字が読みやすいかを試行錯誤したくらいでしょうか。

Youtubeでネットビジネスラジオに挑戦する

お相手のこともあるので動画は公開できないんですが、Youtubeでネットビジネスラジオなるものをやっていました。

結局10本収録したところで終わってしまいましたが、サムネイル制作、シナリオ作成、話すという練習の経験ができたのは大きな収穫でした。

STEP 3: 壁への対処

ここまでくると、自己流では限界を感じることが多くなります。理由は以下の3つです。

  • 編集のプロセスが非効率になっている
  • 必要な技術の習得に時間がかかる
  • 挫折しそうになる

このように、独学には大きな壁が立ちはだかります。

有料コミュニティに入会

スクールも検討したんですが、そのときたまたま見つけた月3万円の有料コミュニティに入りました。ペルソナ設定からサムネイル制作などをワークショップ形式でおこなったり、制作した動画の添削もやっていただきました。

さと

ツールの効率的な使い方も質問し放題だったので、聞きまくっていました。

参加者はYoutubeで稼いでいきたいって人がほとんどだったんですが、いろんなジャンルの方たちが参加していて、とても刺激になったのを覚えています。

スクールに通っていたけど挫折した人とか、フリーランスになったものの思うように稼げない、Youtubeでチャンネルを開設したけどなにをすればいいかわからない……という人たちも参加していましたね。

コミュニティ参加後に制作した動画(添削前)

有料コミュニティ参加後に制作した、特許翻訳者さんのセミナー宣伝用動画です。

このあとにも試作品を4本制作して、「あーでもない、こーでもない」と添削してもらいながら、微調整を繰り返しました。

添削後の動画

で、こちらが何度も添削してもらい、微調整を繰り返しながら制作した動画です。

どうでしょうか?良くなっていますかね(苦笑)

まだまだ素人感は半端ないですが自分では、うまくできたほうだと思っています。大変だけど、楽しかったです。

STEP 4: 収益化への取り組み(スクールに入るタイミング)

パソコンの動画編集画面のアップ

おそらくSTEP3までは動画編集が好きであれば、(私は有料コミュニティにはいりましたが)クオリティはさておき独学でもいけます。

ただ、ここで「収益化に必要な具体的な技術が足りない」と感じて挫折しそうになった人は、このタイミングでスクールを検討しましょう。

ある程度のスキルと知識、意欲を持った人は、スクールであろうと独学であろうと結果を出せるものです。ここまで頑張ってこれた人がスクールで基礎を学び直して、スキルアップすれば、費用対効果がとっても高いといえます。

ただ、そうではない人の場合、スクールに入っても思ったほどの成果が得られず、社会やスクールにただ搾取されてしまうことが多いのも現実です。

そして、さらにここから何度も壁にぶつかりながらも、粘り強く続けていけば、最終的には以下のような感じで収益化へとつなげることができます。

  • 企業や個人からの動画制作依頼を受注する
  • YouTubeチャンネルを開設し、広告収入を得る
  • SNSでの動画配信で視聴者数を増やし、収益化を図る
さと

動画編集の学習には確かに課題もありますが、着実にステップを踏めば、最終的には収入につなげられます。

私の場合、動画制作を本業にするまでには至りませんでしたが、STEP3で紹介したセミナー宣伝動画は受注というかたちで報酬をいただきましたし、オンライン講座用に制作した動画は結果、売上の一部になるので収益化といえるのではないかと思っています。

スクールで学ぶべき理由とメリット

パソコンで仕事をしている髪の長い女性

では、スクールを利用する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?

私の思うメリットは3つあります。

スクールのメリット①:現役プロによるサポート

スクールでは、現役で活躍しているプロから直接指導が受けられます。プロが作業している方法やプロセスを知ることで、独学では気づけない視点を身につけられるのは大きなメリットです。

例えば、私が参加していた有料コミュニティでもそうでしたが、編集ソフトの効率的な使い方や、案件に即したスキルを学べるため、仕事の現場で必要な知識を実践的に習得できます

オンライン講座を運営していた立場から言えるのは、受講生の方々から特によろこばれたのが「現役の翻訳者が実務で使っているテクニック」や「スケジュール管理の方法」、「リアルな翻訳現場の話」などを直接聞けることでした。

これらの実践的な情報が「とても役に立った」との声を多くいただいたことから、やはり「現役」のプロがサポートしてくれるというのは強いなと思っています。

スクールのメリット②:ポートフォリオの作成支援

スクールでは、実際のクライアントに提出できるポートフォリオを作成する支援もしてくれる場合があります。

プロのアドバイスを受けながらポートフォリオをつくることで、クオリティの高い作品が揃い、案件獲得の可能性が高まります。独学でのポートフォリオ作成は難しいため、このサポートは案件を獲得しやすくなるポイントですよね。

ポートフォリオは超重要で、クリエイティブな仕事の場合、履歴書よりもポートフォリオのほうが重要視されることもあります。可能であればポートフォリオの作成支援があるスクールを探しましょう。

スクールのメリット③:収益化を目指した案件獲得サポート

スクールの多くが、学んだスキルを活かして収入を得るための案件獲得サポートを提供しています。受講生限定の案件紹介や、収益化のノウハウ、営業のアドバイスなどが用意されており、効率よく収益につなげるための手厚いサポートが魅力です。

スクールで学ぶ最大のメリットとともいえる「案件紹介」や「案件獲得」。

気をつけたいのは案件紹介・サポートといって

「クラウドソーシングで探してみてください。あなたの技術なら大丈夫!」

で終わり……というようなスクールもあるという事実。

無料相談や個別相談会があるスクールでは、どのようなサポートが受けられるのか、また「案件獲得」とは具体的に何を指すのかをしっかり確認しておきましょう。

スクール選びの注意点:「やめとけ」の理由と避けるべきポイント

「動画編集 スクール」って検索すると、「やめとけ」とか「無駄」とかヒットしますよね。

スクールを選ぶ際には、いくつかの点に気を付ける必要があります。なかにはたしかに料金が高額なのに、充実したサポートが受けられないようなスクールもあるのも事実です。

では、どんなポイントに気をつければいいのか見ていきましょう!

① 口コミや実績の確認

まずは、スクールの公式サイトや口コミをしっかりチェックしましょう。

卒業生の実績や評価が高いスクールを選ぶことが大切です。実際に稼げるスキルを身につけた受講生が多いスクールは、内容も充実している可能性が高いはずです。

② 自分の学習スタイルに合うか

動画での教材提供や個別のサポートの有無など、学習スタイルがあなたに合っているかも確認しましょう。忙しい会社員や家事に追われる主婦でも続けやすいかどうかがポイントです。

③ 料金と内容が適正か

最後に、料金が非常に高いのに対して提供内容が少ない場合は、適正な価格かどうかを見極める必要があります。無理のない料金で、内容が充実しているスクールが理想的ですよ。

このように、スクール選びには注意が必要です。無駄な出費を避けるためにも、しっかりと検討しましょう。

まとめ:効率的に稼ぐなら動画編集スクールを検討しよう

キーボードとヘッドセットマイク

独学でも動画編集は学べますが、しっかりとした収益化を目指すなら効率的な学習とサポートがあるスクールで学ぶのがおすすめです。

たまに見かける「たった2日でプロのスキルを習得」とか「一週間であなたもプロに」みたいなスクールや広告ですが、これはすでにある程度収益が出ている人か、基礎知識がある人限定だと思ってください。

動画編集をかじって、有料コミュニティで学んだ立場から言わせてもらうと、そもそも「たった◯日で現場レベルのスキルを習得できるって、どれほど簡単な仕事や知識なんだろう?」と思ってしまいます。

現役の映像クリエイターの仕事の奥深さや専門性を甘く見ているように感じるのが正直なところです。

誇大広告をしていない、ちゃんと実在するスクールを選んでうまく活用することで、スキル習得やポートフォリオ作成、案件獲得のサポートを受けながら、収入を得られる力を身につけられます。

効率よく収入を得る方法を探している方は、ぜひスクールでの学習を検討してみてくださいね。

この記事を書いた人

在宅ワークを始めようを運営している50代主婦の「さと」です。在宅ワーク歴は2025年で10年目になります。体験談なども交えながら、在宅ワークに関する情報を日々更新しています。

雑記ブログ「フォトコト-在宅ワーカーのくらしブログ」も運営中です。

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