【単価の実例あり】在宅ライターの現実と収入を得るためのポイント

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こんな人に読んでほしい!

  • WEBライターの報酬を詳しく知りたい
  • 在宅ワークで収入を得たい
  • WEBライターになりたいけど知らないことが多すぎるという人

ライティングに興味を持ち、書くことが好きでライターとして在宅で収入を得たいと考えたことはありませんか?私はありました。

在宅ライターとして仕事をすることは、家事や育児と両立しながら働ける理想的な選択肢のひとつです。でも、現実はそう甘くありません。実際にはさまざまな課題や乗り越えるべきハードルがあります

今回は、ライターとして成功するための現実的なアプローチと、どのようにしてキャリアを築いていけばいいのか、私の経験をまじえながら文字単価なども詳しく解説しています。

目次

在宅ライターの現実

在宅ライターの文字単価、ぶっちゃけますと……

在宅ライターとして活動を始めるときに、多くの人が最初に直面するのが「文字単価」の問題だと思います。特に、未経験のライターの場合、報酬の低さに驚くかもしれません。

1記事1万円の仕事をもらっても、書くのに20時間かかっていたら、時給換算すると500円になってしまいます。

さすがに、20時間は……と思うかもしれませんが、執筆だけすればいいわけではないので慣れないうちは予想以上に時間がかかることもあります。

https://twitter.com/shika_writing/status/1744192204187353362

低単価からのスタート

一般的に、WEBメディア向けの記事作成の場合、文字単価は0.3円~0.5円という非常に低い金額から始まることも少なくありません。

これは、経験や実績がないライターにとっては避けられない現実……。長時間かけて記事を書いても得られる報酬はごくわずかです。

さと

ここで諦めてしまう方がとても多いのもわかります……。

J社、P社、H社の例

ノートパソコンの前で電卓を使っている女性

ここからは、私が実際に経験した(H社は現在進行形)3社での仕事内容と単価を紹介します。

さと

登場する各会社についてはこちらを参照してください。

【J社】トライアルなしの実績重視

J社ではテストの実施はなく、実績重視の採用でした。応募者にはポートフォリオの提出を求め、経験のあるライターのみを採用。

その分、単価は比較的高めで、少なくとも1円ライターはおらず、2,000文字程度で13,500円といった報酬が設定されていました。

さと

J社にはコラムライターの方が多く在籍していました。

また、企画構成案を出せるライターには、執筆料とは別に追加報酬で企画構成案3,000円/本が支払われる仕組みでした。

プレスリリース案件の報酬

プレスリリースの内訳は以下です。

  • 電話取材
  • 構成
  • 記事の執筆
  • 校了までの修正対応

報酬は1,000~2,000文字(A4用紙2枚程度)で16,500円ほど。ライティングスキルだけでなく、取材や構成のスキルが求められる分、単価も比較的高めでした。

【P社】質より量!単価は激安でトライアルあり

P社では校正やディレクションの業務を担当しました。J社のライターレベルに慣れていたこともあり、最初は文章の質の低さに驚きましたが、単価を知って納得です。

報酬は3,000文字で600円~700円ほど、つまり文字単価0.2~0.3円程度。この価格設定では、クオリティよりも「とにかく量をこなす」ことが優先されるのも無理はありません。

そのため、多少の誤字脱字や軽微な修正はライターに返さず、こちらで手直しして納品するのが基本でした。この単価でライターに細かい修正依頼をしていては、「割に合わない」と感じて辞めてしまうライターが続出するのは目に見えていますし、実際そうでした。

とはいえ、凡ミスが頻発する、インターネットのコピペがひどいといったレベルになると、さすがに修正の手間が増え、最終的には依頼を減らさざるを得なくなります。

さと

ライターにとっては経験を積む場にはなるものの、高単価を目指すなら早めに卒業すべき環境だと言えます。

【H社】レギュレーションが細かく大変そうだけど時給制

現在働いているH社はWEBコンテンツ管理がメインの会社で、取引先が大手ということもあり、ライターの質を最重視しています。

看護師、管理栄養士などの有資格者を中心に、SEOライティング経験者も在籍。トライアルは実施していませんが、応募者には原則、ポートフォリオの提出をお願いしています。

さらに、H社は時給制です。

  • 有資格者 → スタート時給 1,400円~
  • 無資格でもWordPressが扱える・向上心がある・SEOライティング経験あり → 1,200円~

レギュレーションがしっかり整備されており、校正・校閲も厳密にチェックされる環境。さらに、社員さんからのフィードバックも入るため、細かいルールが合わずに辞めてしまう人もごく稀にいます

とはいえ、急な休みや早退にも寛容で、時給制のため安定した収入を得やすく、主婦(主夫)の在宅ライターにとってかなり働きやすい会社だと思うので、離職者はほとんどありません。

さと

H社で働いて今年で4年目になりますが、その間の退職者は私が知る限り社員さん1名、ライターさん2名だけです。

成功のポイントは2つ

在宅ライターとして仕事をするための成功のポイントは大きくわけて2つあります。

報酬の上げ方:実績と信頼の積み重ね

スキルアップのイメージ画像

1円ライターから抜け出すためには、実績と信頼を積み重ねることがとても重要です。ポートフォリオを充実させ、クライアントとのコミュニケーションを丁寧にやっていくことで、徐々に文字単価の高い案件に挑戦することができるようになります。

得意ジャンルはありますか?

ライターとして活動を続ける中で、自分の得意なジャンルを見つけることはとても大切です。「なんでも書けます!」というのは一見魅力的に聞こえますが、実際には特定の分野に特化した方が、高単価の案件を獲得しやすくなります

さと

私はこれを翻訳業をやっているときに痛感しました。

例えば、医療・金融・IT・育児・美容・SEO対策などの専門知識が必要なジャンルは、経験や知識を積むことでより価値のあるライターになれます。また、実際に経験したことをもとにした記事は、読者にとって信頼性が高く、ライター自身も書きやすいのがメリットです。

もしまだ「得意ジャンルが分からない…」という場合は、これまでに書いた記事を振り返って、スムーズに書けたテーマや、書いていて楽しかった内容を見つけてみるのもおすすめです。

専門性は大きな武器になる

特定の分野に特化することで、記事の質が向上し、クライアントからの信頼も高くなっていくもの。

例えば、金融、医療、栄養、DIYなどのジャンルで専門知識や資格を持っていると、その分野における記事作成の依頼が増えるし、専門性を高めることで、他のライターとの差別化にもなるし、より高い単価を提示できるようになります

たとえ実績がなかったとしても、やる気と向上心があれば採用してくれることもあります。

さと

気休めではなく、H社でライター採用に携わっているときに本当にありました。

ブログの活用:スキルアップと自分自身の棚卸し

ライティングスキルを磨くために、ブログの運営はとても有効な手段です。ブログを通じて書く練習ができるだけでなく、自分の得意分野を見つけるきっかけにもなります。

さらに、ブログは名刺やポートフォリオ代わりにもなり、クライアントに自分のスキルをアピールする手段として大いに役立ちます。

私自身、数年前から在宅ワークに応募する際、このブログをポートフォリオとして提出するようになってから採用が決まりやすくなりました

実際、現在の2社に応募したときも、ブログの内容を見て評価していただき、採用につながったと感じています。(面接時に「ブログ、すごく参考になりました!」と褒めていただくことも!)

さと

なかには、面接をすっ飛ばして「ぜひお仕事をお願いします!」と直接オファーをいただいたこともあります。

ブログを続けることで、自分のスキルを証明でき、チャンスが広がるのを実感しています。

ブログ運営のメリット

ブログは文章力の向上だけでなく、SEOの知識やWebサイト運営の基本を学ぶ場としても最適です。定期的に記事を更新することで、頑張り次第では継続力や企画力も身についていきます。

さらに、ブログを運営することで、Googleアナリティクスやサーチコンソールの使い方を学び、サイトの成長を数値で分析できるようになるのも大きな強み。加えて、記事のビジュアルを整えるためにバナーを自作する機会も増え、CanvaやPhotoshopなどのデザインツールのスキルも身につきます。

つまり、ブログを続けるだけで、ライティング、SEO、データ分析、デザインのスキルが一気に習得できるという、一石二鳥どころか一石三鳥、いやそれ以上のメリットがあるんです。

https://twitter.com/panda_webwriter/status/1520991445947412481

ブログ運営にデメリットなんてありません。あるのは、成長するチャンスだけです!

自分自身の棚卸し

ブログを運営することで、自分が得意とするジャンルや書き方が明確になるのは大きなメリットのひとつです。記事を重ねるうちに、どのテーマならスムーズに書けるのか、どんな表現が得意なのかが見えてきます。

これによって、自分自身の棚卸しができ、「何が好きなのか」「どの分野で活躍できるのか」を見極められるようになります。さらに、ブログを続けることで専門性が高まり、自己ブランドの確立にもつながります

ブログはただの発信ツールではなく、自分のスキルや適性を発見する場にもなるのです。

在宅ライターとして稼ぐための現実と成功のポイントまとめ

40代~50代の主婦が在宅ライターとして仕事を始める現実は、最初は低単価の案件からスタートし、実績を積みながら徐々に報酬を上げていく流れが一般的です。そのため、初めのうちは厳しいと感じることも少なくありません。

しかし、専門性を高め、スキルを磨くことで、より高単価の案件に挑戦できるチャンスが広がります。特に、ブログを活用して自分の得意分野を見つけることは、ライターとしての強みを作る大きな一歩になります。

また、ライティングスキルだけでなく、SEOやWeb運営の知識を取り入れることで、総合的なスキルを持つライターとして活躍の場を広げることが可能です。これらを学びながら実践すれば、月3万~5万円の収入を得ることは決して難しくありません

大切なのは、コツコツと継続しながら、スキルアップを意識することです。

あなたの在宅ワークライフを心から応援しています!

この記事を書いた人

在宅ワークを始めようを運営している50代主婦の「さと」です。在宅ワーク歴は2025年で10年目になります。体験談なども交えながら、在宅ワークに関する情報を日々更新しています。

雑記ブログ「フォトコト-在宅ワーカーのくらしブログ」も運営中です。

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